「とにかくキャンプに行きたい!」から始まった我が家。テントは店頭で一目惚れして、スノーピークのランドネストシェルターを78,000円(定価88,000円から値引き)で購入しました。
ただ、これから始める人に必ずしも「即購入」をすすめるわけではありません。今回は「レンタルという選択肢」についても、正直に比較してみようと思います。
hinataレンタルで実際に借りられるセットを見てみた
キャンプ用品のレンタルサービス「hinataレンタル」の「4人用ファミリーセット(夏)」を例に見てみます。
- テント:タフスクリーン2ルームハウス(コールマン)
- チェア:4脚
- テーブル:1脚
- 寝袋:4個
- マット:4個
- ランタン:2個
これだけ揃って26,800円〜(時期により変動)。単品でレンタルするより約29%お得なセット料金だそうです。
料金や在庫は時期によって変わります。気になった方は、いまのセット料金と在庫を一度のぞいてみると参考になります。
正直、レンタルも安くはない
まず、レンタルと購入を、我が家の場合でざっくり比べてみます。
| 項目 | レンタル(hinataレンタル) | 購入(我が家の場合) |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 約10〜15万円(ギア一式) |
| 1回あたりの利用コスト | 約26,800円〜 | キャンプ場利用料のみ(約5,000〜10,000円) |
| 保管スペース・積み込み | 不要(現地受取・返却可能) | 自宅での保管場所&車への積み込みが必要 |
| 損益分岐の目安 | 年1〜2回の単発利用 | 年間3回以上、複数年継続 |
※レンタル料金は「4人用ファミリーセット(夏)」の例で、時期により変動します。レンタル・購入のどちらの場合も、別途キャンプ場の利用料がかかります。現地での受け取り・返却は、対応しているキャンプ場の場合です。
最初に26,800円という金額を見た時の感想は「まぁまぁ高いな」でした。1回のキャンプのために26,800円はなかなかの出費です。
さらに、レンタルだからといって費用がこれだけで済むわけでもありません。
- コンロ・炭などの消耗品は別途必要
- クーラーボックスもセットには入っていないので、食材を持っていくなら別に用意が要る
「レンタルすれば手ぶらで行ける」というイメージほど手ぶらにはならない、というのが正直な感想です。
それでもレンタルにメリットを感じるところ
とはいえ、実際に検討してみて「これはレンタルの強みだな」と思った点もあります。
① 初回の“お試し”として使える
いきなり数万円の道具一式を揃えるのはハードルが高いです。まずレンタルで一通り準備した状態で1回行ってみて、「これからも続けるかどうか」を家族会議で決める、という使い方はかなり合理的だと思います。
実際、周りでも結果は分かれています。友人宅は、子供が外だと寝付けなくて、結局キャンプは1回きりで断念したそうです。それはそれで、道具を買い揃える前に分かって良かった、という話でした。
我が家も最初から全員が乗り気だったわけではありません。妻は虫が本当にダメで、最初はキャンプ自体に反対してました。ですが実際にテントを買いに展示品を見ると、そのテント内の空間や雰囲気を見て「悪くないかも」となり、我が家は一気に購入に至ったわけですが。
いきなり道具を揃えてから「我が家には合わなかった」となるより、レンタルで試して向き不向きを見極められるのは、地味だけど大事なメリットだと思います。
② 荷物がかさばる問題を丸ごと解決してくれる
車への積み込みが意外と大変なことは、我が家の積載の記事でも詳しく書きました。キャンプ道具は「あれもこれも持っていきたい」で本当にかさばります。hinataレンタルは対応しているキャンプ場であれば、セット一式を直接キャンプ場へ配送してくれるので、車に積み込む荷物がその分まるごと減ります。我が家は道具を全部自分の車で運んでいるので毎回この荷物問題に頭を悩ませていますが、この配送サービスがあれば、その悩みがまるごと無くなるはずだと感じています。
もう一つ、撤収のラクさも見逃せません。自前のテントだと、雨や泥で汚れたときは、家に持ち帰って乾燥させたり、メンテナンスしたりする手間がかかります。その点、hinataレンタルは、利用者のレビューを見る限り、通常の使用でついた汚れは清掃不要とされています。雨でテントが濡れてしまった場合も、同封の雨天用ビニール袋に入れて返却すればよいそうです。対応しているキャンプ場なら、返却もキャンプ場の受付に預けるだけで済みます。濡れたまま返せて、自宅で乾燥させる手間もないのは、初心者にとって大きな負担軽減だと思います。
見落としがちなデメリット:予約の取りづらさ
もう一つ、正直に書いておきたいのが「予約」の話です。
最近はキャンプ人気で、土日のキャンプ場自体が予約を取りづらい状況になっています。そしてレンタルサービスも同じ理由で、人気の日程は品切れになりやすいです。つまり、
- キャンプ場の予約が取れた
- でもレンタルしたい日程はすでに埋まっている
という「ダブルで予約が必要」な状態になりがちで、思い立ってすぐ借りられるわけではない点は覚えておいた方がいいです。
結論:我が家は月1回以上行くから購入で正解だった
我が家の場合、月1回以上のペースでキャンプに行くようになったので、78,000円のテントも数回行けば元が取れる計算になり、購入して正解だったと感じています。
ただ、これから「年に1〜2回、家族で行けたらいいな」くらいのペースを考えている人には、いきなり道具一式を揃えるより、まずはレンタルで試してみる方が、金銭的にも心理的にもハードルが低いと思います。
道具を全部レンタルで揃えて1回行ってみて、「これは続けたい」と思えたら、そこから少しずつ自分の道具を揃えていく。そんな始め方も全然アリだと思います。
もし「まずはレンタルで試してみたい」と感じたら、希望の日程のセット料金と在庫を確認してみてください。先に書いたとおり、人気の日程は埋まりやすいので、キャンプ場の予約が取れたら、早めに見ておくと安心です。


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